☆沖縄BD遠足シリーズ:その2☆ 「浦添カーミージー探検!」 浦添に残された自然海岸 生物多様性スポットを覗いてみよう! ___________________ さて、今週末の5月1日(土曜日)、沖縄BDの遠足として、 浦添カーミージーでの自然観察会を行ないます。 ★参考:カーミージーの海 http://www.shikatani.net/minatogawa/kamiji.html カーミージー(亀瀬)というのは、浦添市港川、道路地図で 空寿崎(くうじゅざき)と表記されている岬の先端部にある、 ぽっこりとした岩の名前。 http://www.mapion.co.jp/m/26.2704413888889_127.710234166667_8/ 釣りをしたり、岩の上から海に飛び込んで遊んだり… 周辺の海のシンボルとして、浦添近辺の人々に昔から親しまれてきました。 今、那覇側の西洲からキャンプキンザーの海岸を埋め立てて、宜野湾まで を結ぶ西海岸道路建設が進められています。 港川自治会をはじめとする地域住民の「海辺を残したい」という強い要望や、 地元小学校の環境学習活動をアピールした成果もあり、海岸の途中から カーミージーまでの一部区間を、海岸を埋め立てずに橋梁化することになって います。とはいえ橋桁の工事は入りますし、実は肝心の、カーミージー近くで 観察会に利用する岸辺が、橋が地上に下りる交差点部分となり、どうしても 埋め立てられてしまうという… そのような場所で、今回の遠足を企画しました。 ************************* 基地の裏側で陸側の自然は残っていませんが、海側には広大なイノー (礁池)が残され、海草藻場とサンゴ礁原が広がっています。 岸の岩礁には湧水がしみ出て局所的に汽水となり、独特の貝類がいます。 海草藻場から次第にサンゴ礁へと変わりゆく生態系を、干潮時には足首 くらいの水深の浅瀬を歩いて実感することができます。 ************************* 今回は沖縄BDの会員限定企画ということで、生物多様性を生み出す自然環境 は実際にはどうなっているのか、自然のどこをどう見て行くと、それが分かる のか…漫然と自然を眺めても気付かない部分を、一緒に観察したいと思います。 観察会はお子様などとご一緒でも構いませんが、今回の解説は、「海を楽しむ」 ではなく、生物多様性に焦点を当てた大人向けの内容でやります! そのつもりでのご参加をお願いします。 今年の6月から海岸の文化財調査(石切り場)、年末からはカーミージー側 から道路工事も始まる予定と聞いています。 今、残された自然海岸の状態を見るのは、今年がラストチャンス… 皆様のご参加を、お待ちしております。 ・日時:5月1日(土)13:30~16:30 ・参加募集:20名 ・参加費用:会員1000円(保険料込み) ・場所:浦添市港川海岸(通称カーミージーの海) ・講師:鹿谷 麻夕(しかたに自然案内) ・申込み: 090-8291-7134(担当:宜野座さん) ※〆切4/22 → 空きがあれば受付可能ですので、お問い合わせ下さい。 ★現地集合場所は、こちら。 http://www.mapion.co.jp/c/here?S=all&F=mapi0118199100426210150 (※上記の地図上をクリックすると、移動や拡大縮小のできる地図に変わります。) ★ご参加の方は、こちらから案内チラシをご覧下さい。(注意事項あり!) → http://www.shikatani.net/okinawaBD/ ★今回どうしても参加できない~という方、グループ等での観察会の企画を しかたに自然案内でお受けすることも可能ですので、お気軽にご相談下さい。 → http://www.shikatani.net/ この事業はWWFエコパートナーズの事業の支援を受けています。 ----------------------- |