沖縄BD遠足シリーズその2

2010/04/30 0:56 に mel が投稿

☆沖縄BD遠足シリーズ:その2☆
  「浦添カーミージー探検!」

 浦添に残された自然海岸
 生物多様性スポットを覗いてみよう!
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さて、今週末の5月1日(土曜日)、沖縄BDの遠足として、
浦添カーミージーでの自然観察会を行ないます。

 ★参考:カーミージーの海
http://www.shikatani.net/minatogawa/kamiji.html

カーミージー(亀瀬)というのは、浦添市港川、道路地図で
空寿崎(くうじゅざき)と表記されている岬の先端部にある、
ぽっこりとした岩の名前。
http://www.mapion.co.jp/m/26.2704413888889_127.710234166667_8/

釣りをしたり、岩の上から海に飛び込んで遊んだり…
周辺の海のシンボルとして、浦添近辺の人々に昔から親しまれてきました。

今、那覇側の西洲からキャンプキンザーの海岸を埋め立てて、宜野湾まで
を結ぶ西海岸道路建設が進められています。
港川自治会をはじめとする地域住民の「海辺を残したい」という強い要望や、
地元小学校の環境学習活動をアピールした成果もあり、海岸の途中から
カーミージーまでの一部区間を、海岸を埋め立てずに橋梁化することになって
います。とはいえ橋桁の工事は入りますし、実は肝心の、カーミージー近くで
観察会に利用する岸辺が、橋が地上に下りる交差点部分となり、どうしても
埋め立てられてしまうという…

そのような場所で、今回の遠足を企画しました。
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 基地の裏側で陸側の自然は残っていませんが、海側には広大なイノー
 (礁池)が残され、海草藻場とサンゴ礁原が広がっています。

 岸の岩礁には湧水がしみ出て局所的に汽水となり、独特の貝類がいます。
 海草藻場から次第にサンゴ礁へと変わりゆく生態系を、干潮時には足首
 くらいの水深の浅瀬を歩いて実感することができます。
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今回は沖縄BDの会員限定企画ということで、生物多様性を生み出す自然環境
は実際にはどうなっているのか、自然のどこをどう見て行くと、それが分かる
のか…漫然と自然を眺めても気付かない部分を、一緒に観察したいと思います。

観察会はお子様などとご一緒でも構いませんが、今回の解説は、「海を楽しむ」
ではなく、生物多様性に焦点を当てた大人向けの内容でやります!
そのつもりでのご参加をお願いします。

今年の6月から海岸の文化財調査(石切り場)、年末からはカーミージー側
から道路工事も始まる予定と聞いています。
今、残された自然海岸の状態を見るのは、今年がラストチャンス…
皆様のご参加を、お待ちしております。

・日時:5月1日(土)13:30~16:30
・参加募集:20名
・参加費用:会員1000円(保険料込み)
・場所:浦添市港川海岸(通称カーミージーの海)
・講師:鹿谷 麻夕(しかたに自然案内)
・申込み: 090-8291-7134(担当:宜野座さん)
 ※〆切4/22 → 空きがあれば受付可能ですので、お問い合わせ下さい。

★現地集合場所は、こちら。
http://www.mapion.co.jp/c/here?S=all&F=mapi0118199100426210150
(※上記の地図上をクリックすると、移動や拡大縮小のできる地図に変わります。)

★ご参加の方は、こちらから案内チラシをご覧下さい。(注意事項あり!)
→ http://www.shikatani.net/okinawaBD/

★今回どうしても参加できない~という方、グループ等での観察会の企画を
しかたに自然案内でお受けすることも可能ですので、お気軽にご相談下さい。
→ http://www.shikatani.net/


この事業はWWFエコパートナーズの事業の支援を受けています。
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