「フクギの雫」公演

2009/10/05 12:01 に Naofumi Nakato が投稿
「フクギの雫」いよいよ今日です。
-------------------------------------------------

宮森「630館」設置資金造成公演「フクギの雫(しずく)」
 ~忘れたいけど忘れてほしくない 忘れてはいけない~

 日時:10月6日(火)開場18:30、開演19時
  場所: 恩納村ふれ愛センター<ゆいゆいおんな>
 入場無料
 主催:ハーフセンチュリー宮森(連絡先090-8291-7173 
 共催:恩納村教育委員会、宮森「630館」
    後援:沖縄・生物多様性市民ネットワーク

--------------------------------------------------
沖縄BD後援のプレCOP10イベントの一貫です。
「環境」「人権」「平和」をテーマにする沖縄BDならではの取り組みだと思います。
結成大会のオープニングライブを務めてくれた知花竜海君もステージに立つとのこと。

しばしば話題になりますが、「環境」「人権」「平和」がなぜ生物多様性とつながるの?ということを考えるために、アオサンゴシンポの配布資料に書いてみましたのでお読み下さい。

----------------------------------
わたしたちの目指すこと ~環境・平和・人権~

このネットワークは、COP10に向けて結成された2011年3月までの期間限定の組織です。

「環境」「平和」「人権」の3つのテーマのもとに、沖縄の生物多様性の理解や保全への取り組みを行っています。

「『環境』はわかるけど、なぜ『平和』?なぜ『人権』?」と思われるかもしれません。

「沖縄戦」「米軍統治」「日本復帰」「開発」という歴史を経験した沖縄では、生物多様性は、「平和」なしには守れないこと、守る術(すべ)として「人権」が重要であることを学んできました。

世界各地でも、いま現在、生物多様性が守られないことが、資源の枯渇や、農林漁業の生産の減少につながり、社会不安が増大して地域社会が崩壊していく例が見られます。生物多様性が失われることにより、生きていくための手段、権利が侵され、平和な生活を送ることが困難となっていくのです。また、平和な生活が守れないと、生物多様性の保全への取り組みも難しくなるという悪循環に陥っていきます。

「生物多様性条約」は、女性や、先住民族の意見を大切にするなど、人権に配慮しています。また、生物の多様性の保全及び持続可能な利用が、究極的に、人類の平和に貢献することを謳っています。「地球に生きる生命(いのち)」を守るために何が必要なのか、この条約は、あらためて私たちに考える機会を与えてくれるものです。

「沖縄・生物多様性市民ネットワーク」は、この3つのテーマがどのようにつながるのか、また、わたしたちそれぞれの取り組みとどうつながるのかを共に考え、生物多様性の保全のために連携して活動し、その取り組みをCOP10で発信・共有していくことを目指しています。

---------------------------------------------------------



Comments